私(伊藤)は靴の仕事をしながら、1992年に娘を出産し、その子に履かせる靴を探しました。そのために、子どもの足の発達のメカニズムを勉強し、日本と欧米の子ども靴の違いを調べ尽くしました。
残念ながら当時、国内では納得のいく品質の靴が見つからず、フランスから素晴らしい革製のひも靴を輸入しました。そして履かせてみたところ、綺麗に立ち、元気に歩きまわり、健やかに育っていきました。
そのことがきっかけで、日本の子どもたちにも、健康な足の成長をもたらしてさしあげたくて、ヨーロッパの子ども靴を輸入販売したのが始まりでした。
ですが、ただ靴を販売するだけではなく、まずは「子どもの足の発達と靴えらびの大切さ」を多くの方に知っていただきたいと考えました。そして、啓発活動として講演や相談会を行なってきました。
たくさんの子どもたちの足と歩行と靴を見て、シューフィッテングを続け、2022年で30年を迎えます。
これまでの経験と知識をぎゅっと凝縮して、皆さまのお子さまの大切な足を育てるお役に立てる情報としてお伝えさせて頂きます。