市民公開講座「足を守り、歩行を守る100年人生」に登壇しました!
CEOの伊藤笑子です。
第5回日本フットケア・足病医学会学術集会の市民公開講座「足を守り、歩行を守る100年人生」に登壇いたしました。
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「足育の心得:子ども靴選びの新基準」
ヒトの一生の健康を考える時、歩行機能の維持は重要である。生後一年半ほどで歩行可能となると裸足ではなく靴を履く機会も増え、足の成長と歩行に影響を及ぼしていく。そこで、今まで主観で語られてきた靴の良し悪しに対し、当会発刊の『小児靴の手引き書』にて靴の役割と機能、選択基準を明らかにした。現代の子どもの足と靴を取り巻く問題を踏まえ、履き易さ、価格の安さという観点を変える靴選びの新基準を役立ててもらいたい。
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名だたる先生に座長いただき、ご高名な先生方の末席で、神戸国際会議場メインホールの大きな舞台に登壇することができ「足育の心得:子ども靴選びの新基準」をお話しいたしました。
諸先生方から、また会場にご参加の方々からも
「大変為になるお話しでした。とても勉強になりました」
「これからの日本にもっともっと普及させていかなければならない重要なことですね」
と有難いお言葉を賜りました。
医療者ではない立場でありながら「子どもの足と靴」に携わってきた専門家として、医学会のステージで認めていただけるまでになった現在に、万感の想いがございます。
伊藤を靴店の一店主として留まらせず、こうしてアカデミアや医学会、社会に出ていくことを見守ってくださるお客様に感謝申し上げます。


また『小児靴の手引き書2023』が発刊から半年で完売し、第二版のご要望をたくさんいただき、少し手を加えた改訂版として発刊が叶いました。
その手引き書に推薦文をいただき、日本の医療の様々な問題の解決と「重症化予防のための足病」の制度改革に大変ご尽力されている参議院議員 秋野公造先生に、「子どもの足・靴改革ワーキンググループ」の委員から、第二版を手渡しでき、ご挨拶することができました。
秋野先生からは「素晴らしい本をありがとうございます。これを武器に国会に持っていきます。そのために改革までの道筋を立てて具体的な要望をくださいね」とお声をかけていただきました。
このお役目はこれからが本当の意味での改革のスタートです。

