捨て寸、成長寸って?

ドイツWMSシステム:世界唯一の子ども靴のための規格。
また小児靴学でも子ども靴の購入時は、つま先に「捨て寸+成長寸」を加味した12〜17mmの余裕を持った選択が必要であると提言しています。

・足は歩行や運動時にサイズ(足の長さ・足の幅)が変化します。*1

・踏み返し動作(地面を蹴る時)を伴うと、足は靴内の前方に10mm(年齢による)近く伸びる(ずれる)ことになります。*2

・捨て寸のみ10mmではすぐ、ゆびが靴に当たってしまいます。
*1 運動時は足の長さが5%以上も伸長すると報告されています  *2 捨て寸を保つためには、かかと幅が足に合って、かつ甲をしっかり押さえられるベルトやひもが必要です

ゆび先がインとアウトの間にあれば大丈夫です。ただ、かかとの位置が合っていなければ意味がなくなってしまうのでご注意ください。