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本日より第34回日本靴医学会学術集会がWEBにて開催されています!

こんにちは!フェルゼCEOのエミコです。
本日9月11日から第34回日本靴医学会学術集会が開催されています。今日はそのお話をさせてください。

今年は、新型コロナウイルス感染症の予防の観点から、学術集会がWEBでの開催に変更されました。私は、この日本靴医学会*に10年所属し、子どもの足と靴についての相関を発表してきましたが、今年も「シンポジウム」に参加しています。WEB開催のおかげで、2020年9月11日(金)〜10月31日(土) というロングランで、特別講演、シンポジウム、一般演題全てがオンデマンド配信となり、会期中いつでも何度でも閲覧が可能です。

学術集会の中に3つのシンポジウムがありますが、その1つが日独小児靴学研究会(JAGSS)との合同企画「小児の足を健全に育てるための足と靴の知識」です。子どもたちの健康に貢献できるよう、より良いシンポジウムにするために座長、シンポジスト一丸となって準備しました。私は「子供靴の選択指標の普及を目指して」という演題で発表し、総合討論にも参加しています。

 

要旨
 演者は小児期における靴の重要性に着目し、靴の先進国である欧州の靴を取り扱った計測カウンセリング販売を28年前より行ない、京都と東京のサロンには全国から相談や靴を求める保護者が多数利用している。近年、足育と呼ばれる啓発や靴の相談を請負う者が増え、国内メーカーからも「はだし感覚」「正しい歩行」など健康を謳う靴が発売されて久しい。
一方、未だ小児の足と靴の知識は周知されておらず、靴の「正しい」とされる選び方も横断的な指標はない。例えば、サイズ選択における捨て寸については、その寸法の根拠は曖昧なまま伝えられ、消費者の混乱を招いている側面がある。
小売業としての立場では、多忙な子育て世代が店に出向くことが難しい環境下でも適切な靴を継続的に購入できる流通システムを構築し、デザインやサイズのみにとらわれない機能的選択ツールをECサイトに実装した。
子供たちの足の健康のためには、個別の足を勘案した靴を継続して使用できることが重要である。そのためには、販売者の知識の標準化と保護者も知識を持ち、靴選択が容易になることが両輪であることが望ましいと考える。啓発活動、対面販売、ECサイトを問わず立場を超えて使用できる選択指標の検証を続け、広く普及するよう尽力していきたい。

総合討論
日独小児靴学研究会の講師陣である、整形外科医、小児整形外科医、小児リハビリ医、皮膚科医、ドイツ整形靴マイスター、義肢装具士、小児靴カウンセラー、靴ジャーナリストといったさまざまな立場から、小児の足と靴を取り巻く課題について闊達な討論がなされました。
また、今まで、日本の中だけで語られてきた子供の足と靴について、「日独」と冠をつけたJAGSSの特徴でもある、靴の先進国ドイツの歴史的背景と方策を取り入れた予防医学的観点と、三万人の子どもたちの足の観察およびシューフィッティングを行い、ドイツWMS規格を採用した機能的な靴を日本で普及させてきた伊藤笑子からの提言などから、今後の目標にも言及しています。

 

足はただ身体の移動のためだけではなく、健康=命を運んでいること、足を守るのが、靴の主な役割であること。

そして、知識を得たあとに大切なことは「知る」と「モノ」を繋げる実際行動です。確かな品質と機能を伴っている靴で、子どもたちに【歩く・走る・楽しさ】を感じてもらいたい。靴の可能性、靴の素晴らしさをぜひ体感してもらいたい。

しかし、「高い靴を売りたいから知識を普及させている」と歪曲して捉える方もいらっしゃり、とても悲しい限りなのですが、知識を得ても実際に子どもたちの足を健康に導くためのツールとしての「品質のよい靴」が手に入らず、生活に取り入れられないのなら、なんのための知識や啓発でしょうか ?  裸足だけですまない現代生活において「履物なんて、なんだっていい」というものではなくなっていることを、保護者様も医療者も教育者もそろそろ気づきませんか ? 

私は、啓発は物流によって現実化する、を叶えるために、このフェルゼオンラインサイト「かんたんタップ」を開発しました。そんなお話にも触れています。広く多くの方々に視聴していただき、小児期の足の成長と機能的発達の重要性と靴の影響を知っていただきたいと願っています。

▶︎日本靴医学会会員でなくても閲覧できます。ぜひご視聴ください。
【第34回日本靴医学会学術集会・WEB開催・登録ページ】

「日本靴医学会」とは
日本靴医学会は、靴と足に関する医学的知識と技術の進歩・普及をはかり、学術文化の向上に寄与することを目的としています。人々を靴による健康被害から守るばかりでなく、靴を通して疾患の治療、健康の快復と増進、運動とスポーツによる生活の向上に貢献しています。

会員は医師ばかりでなく、医療関係者から、靴の研究や製造、流通、販売に携わる専門家、スポーツ、教育、保育、介護などの分野で靴に関心を持つ人々で、広く窓口を開けて活動しています。もちろん、靴を購入し、履く立場の人も参加しています。(日本靴医学会HPより)

 

物にあふれた現代ですが、
機能性のある子ども靴は、
決して無駄でもなく
贅沢品でもありません。

明日、来年、将来の、体を作っていくために
役立つ重要なアイテムとしてお考えください。

スーパーフィットとは?

子どもの足に最高の機能を

2011年にドイツ、オーストリア、スイスの342人の小児科
医と整形外科医による靴の医学的評価が行われました。
その結果、superfitは小児科医と整形外科医の98%から
最高であるという評価を獲得しました。

では〝子ども靴の優れた品質〟とは?
私たちは子どもに適した重さと歩きやすい形状の靴底、
通気性のよいアッパー素材、それらを製造する高い技術、
だと考えます。子どもたちの生活に最も快適さを提供する
ものは何でしょう? それは日常のための靴です。

なぜsuperfitがいいのか?

人が生涯歩く距離は、地球の周りを約4周回るほどと
言われており(伊藤調べ:日本人の生涯歩行距離は地球
1周分と言われている)、直立二足歩行の足は常にスト
レスを受けています。
superfitは、子どもの足の健康を守るために必要で

最適なマテリアルと機能を融合させ、最良の方法で
「世界一周旅行」に備えます。ですから、小児科医と
整形外科医がsuperfitを推奨することは、最適な提案
であると言えます。

お子さんの、その靴、安心して履かせられますか ? 

選び方に迷った時は かんたんタップ靴選び

 

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▼年齢から選択(これはわかりますよね?)
▼つまさきの形状から選択(観察してね)
▼足幅から選択(難しい?  三択ですよ!)
▼かかとの形状(大事です!観察してね)
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お子さまの足に合うかどうかの確認が、

めちゃめちゃかんたん。空前絶後超絶かんたん。
タップするだけで足に合う靴に辿り着ける♬

かんたんタップをぜひ広めてくださいね〜💕

最後まで読んでくださって
ありがとうございました!

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